「​Locanda Conca d'oro  ロカンダ　コンカ・ドーロ」

​

和歌山県由良町、この土地を訪れた時、鳥の声や波の音、潮風や夕日に癒される感覚を憶えました。

​

毎朝水揚げされる海産物、生産者の顔が見える野菜や果物。

ここに暮らし始め、「地産地消」という意味が流行言葉で片付けられる事なく、日常として存在する不変的な流れに

本当の意味とこれからの重要性を改めて実感しています。

和歌山の海、山、里の豊かな恵みを堪能していただき、心ゆくまで寛いでもらいたい、そんな想いを込めてこの場所に

「ロカンダ　コンカ・ドーロ」をご用意いたしました。

宿泊は1組様限定。

旬の地元食材をふんだんに使ったイタリア料理と十九島や由良の海を一望出来るお部屋で非日常の時間を満喫して

いただけます。

​

Locanda ロカンダ：宿、旅籠

食事と宿を提供する。フランス語のオーベルジュと同じ意味になります。

オーベルジュは、その土地の食材を使って食事を提供し、その延長線上の滞在までおもてなしする宿泊施設を備えた

レストラン。

​

Conca d'oro コンカ・ドーロ：黄金の大地、肥沃な土地

その昔、Conca d'oroとはイタリアのシチリア半島西部を指す言葉でした。小麦栽培が盛んで「ローマの穀物倉庫」

とも呼ばれていました。

京都で14年間イタリア料理店を営み、南イタリア料理（主にシチリア料理）をお出ししていたことから

移転し店名を新たにする際にシチリアを連想出来る言葉を選びました。

また、敬愛する料理店の名前を一部含んでおります。

 

この地は既にConca d'oroではありますが、私たちにとって、訪れてくださるお客様にとってのConca d'oroで

ありたいと思っております。